教育講演会
富山育英センター保護者の会と片山学園中学校・高等学校剣桜絆の会/剣桜会の主催で,平成23年度教育講演会を行いました。今回は,坂東眞理子先生をお招きして,「グローバル人材を育む教育の力」と題して講演を行っていただきました。
<教育講演会概要>
日時 / 平成23年10月2日(日)15:00~16:30
会場 / 富山第一ホテル
講師 / 坂東眞理子氏(昭和女子大学学長)
坂東先生は講演の中で,「日本の若者が海外の若者に遅れを取り,海外進出する者も減少している」と指摘されました。特に,中国や韓国では,家族が一丸となって教育に取り組んでいて,中学生や高校生のうちから留学し,語学力や国際感覚を身につける人も増えているというお話がありました。また,世界でもっとも教育熱心といわれるユダヤ人は「子どもにのこせる最高の資産は教育である」という信念のもとで,子どもの教育に力を入れているそうです。
日本の子どもたちが将来,国際社会で活躍するためには,語学力だけでなく,次のものが必要であると教えていただきました。
(1)体力
発展途上国に行っても,頑張れる体力が必要である。剣道や柔道・合気道などのいわゆるジャパンスペシャルなスポーツを経験して置くと,海外でも敬意を払われる。
(2)知的好奇心
「あっ,そうなんだ!」という体験を豊富に積むことが大切である。夕食のテーブルも教育の場であると家族全員が自覚し,子どもに色んなことを問いかけるとよい。また,長所を褒めて伸ばし「自尊感情」を培うべきである。
(3)コミュニケーション力
相手の話を,共感を持って聞く力が必要だし,相手に伝える時も,ただ英語ができればよいということではなく,中身のある話をしなければいけない。人を惹きつける話力を身につけなければならない。
保護者の皆様にはもちろん,我々教職員にも大変参考になるお話を聞かせていただきました。今回の講演の内容を十二分に理解して,今後の指導に活かしていきたいと思います。
<参加者の方のアンケートより>
○これからの子どもに必要な3つの基礎を教えていただいてありがたい気持ちでいっぱいです。
○親の品格について改めて考えさせられた。
○子育てが終わった私にとっても,今後孫に接するための参考になりました。
グローバルな人材を育むのは富山からという発言に感動しました。
○今の若者の話は,全くわが子に当てはまり,耳の痛い話でした。遅ればせながら,家庭での教育を見直していきます。
○今日からでも実行することを心がけていきたいです。
○「教育は財産である」という言葉が耳に残りました。
○教育が子どもの人生を決めることがよくわかりました。
○これからの子どもの教育に反映させたいとは思いますが,まずは自分自身の意識改革として思考を豊かにしていく必要を感じました。