チェーホフの銃と数学
黒部校
ロシアの劇作家チェーホフによると劇中で銃が出てきた場合，その銃はかならず発砲されなければいけません。言い換えると，もし発砲されないのであればそこに銃を出すべきではないということです。
これは数学の問題と同じだと思いませんか？
たとえば「 x+y=3, x≧0, y≧0のときx^2+y^2の最大値，最小値を求めよ」という問題が出されたときに 「x≧0, y≧0」の条件を使うことができないため×になる生徒が多いです。「ｐを素数とする」や「ｘ，ｙは実数」なども同様ですね。必要だから書かれているのであり削ることのできない要素だけがそこにあります。
さて，この校舎ブログのトップには夏期講習の画像がでてきました。チェーホフの銃理論でいくとこれを見た人は「伏線を回収しなければいけない」つまり「夏期講習を受講しなければならない」こととなります。（画像をクリックして申し込めます。もう無意識に申し込んでいるかもしれませんね）
夏期講習の数学は高1・・・2次関数の最大，最小の問題など，高2・・・ベクトル，IAの復習など，高3・・・共通テスト対策 を行う予定です。質問などありましたらお気軽にお問い合わせください。
【記憶力テスト】
１．チェーホフはどこの国の人か
２．x+y の値は何であったか
３．Web早期申込割引は何月何日までか
