みなさんこんにちは！小学生の算数を担当している堀井です☻

生徒に「夏休みの宿題、あとなにが残ってる？」と聞くと、多くの子たちが口をそろえて「自由研究・・・。」と、（ちょっとぐったりした表情で）答えてくれます。

（私が小学生だったときもそうでした。）

というのも・・・

「研究」って何？？

って話です。

学校で「研究」という教科はありません・・・。

それを「自由に」やってみろ、と言われても、難しいですよね。

そこで、みなさんが研究をしやすくなるように、「研究」についてお話ししていきましょう。

私が大学生のとき、宇宙の誕生のなぞを解き明かすため、世界で誰もやったことのない研究をしていました。

みなさんのイメージ通りの「研究」ですね。

しかし、大学の先生は、このようにも言っていました。

「すでにわかっていることを、自分で理解したり、他の人がわかるようにまとめることもりっぱな研究だよ。」

つまり、

「誰もやったことがないことを探そう！」とか、「結果がすべて！」とか思わなくていいんです！

例えば算数が好きな５年生なら、「倍数や約数について教科書を見ながらまとめてみよう！」とか、「小数のたし算・ひき算・かけ算・わり算が苦手な子でもわかるようにまとめてみよう！」というのも、りっぱな研究です。（キミの研究のおかげで誰かが算数を好きになるかもしれません。）

算数ではなくても、野球チームでやっているボールを速く投げるための練習についてまとめたり、音楽教室で大きな声を出すためにしているトレーニングについて紹介するのもいいでしょう。（先生は野球も音楽教室もやったことがないので、すごく気になります！）

「好きなことについてまとめる」というのもアリ。

自由に、研究していきましょう！

（もう少し早くこのブログを書けばよかったなと、反省しています。みなさんも夏休み最終日に後悔しないように計画的な学習を！！）