期末テストは何のために受けたのか

短い夏休みが始まりました。今年は梅雨明けが遅くジメジメした日が続いていますが、「夏」休みです。

 

塾の授業では、1学期の期末テスト結果を調査しています。ここまでの結果を確認したところ、人によって「学習量」の差がはっきりと表れているように感じます。

 

高1生には、春期講習以来、「スタートダッシュが大切です」と強調してきましたが、その言葉を受け止めて ❝ 実践 ❞ してくれた人、頭ではわかっていたけれど、❝ 実践 ❞ が伴わなかった人、そもそも話を聞いていない、あるいは初めから高校のテストを甘く見ていた人、さまざまだと思われます。実践し、結果が出た人は、本当によく頑張りました。その調子で頑張りましょう!

 

今回のテストでうまく結果が出せなかった人は、その原因を究明してください。単純に勉強不足という人もいるかもしれません。しかし、中には「自分なりにはしっかりと準備をして試験に臨んだのに…」という人もいるかもしれません。もしそうであれば、是非どのように勉強をしたのかを教えてください。きっと改善点を提示できると思います。塾は、授業を受ける目的以外にも、色々な活用法があります。「1階カウンターでの質問」・「ブースでの自習」・「進路相談」・「入試情報の獲得」などです。この中に、「学習方法の相談」もあります。次のテストでは、努力が報われるように、適切な勉強法で準備をしていきましょう。

 

さて本題です。

現在通塾してくれている高校生は、一般入試で大学受験をする人が大半だと思いますが、その場合、ご存じのように「内申点」はほどんど入試結果に影響力を持ちません。高校受験においては大きな意味があった「内申点」ですが、大学受験の一般入試では、「参考程度」になることが多いと考えてよいでしょう。

 

では、なぜ定期テストの勉強をしなければならないのか。答えは、大学入試の準備をするためです。確かに、進級、卒業に求められる要件を満たすためという目的もありますが、これは「進級できれば良い」、「卒業できればそれでOK」、「その後の進路についてはあまり重視していない」、という考えの人の議論です。基本的に、普通科に所属する生徒の大部分は、大学進学、それも自分で納得のいく大学への進学を希望している(もしくは近い未来に希望する)はずです。だとすれば、定期テストは、その名の通り、定期的に自分の実力試しのためのもの、つまり、大学入試に向けた学習がうまく進捗しているかを自らが確認(test)するための試験である、と位置づけるべきです。この考えに基づくならば、上述したように、「次のテストに向けて学習法を見直し、気持ちを切り換えて勉強する」ことも大切ですが、今回の期末テストの見直し・解き直しは不可欠です。中には「この範囲は次のテストの範囲にはならないから…」と、復習を軽視してしまう人もいるでしょう。気持ちはわかりますが、そもそも「何のために定期テストを受けるのか」という根本的な目的を忘れないでください。終了したテストの範囲は、次の ❝ 高校の ❞ テストの範囲ではないかもしれませんが、依然として ❝ 大学の ❞ 入試の範囲であるということ決して忘れないでください。しっかりとした進路に対する vision (見通し) を持って学習することが重要です。

 

おわりに、テストで結果を出すために、もう一つコツを紹介するとすれば、それは「素直」であることです。確かに、試行錯誤しながら自分なりの better な、そして best な勉強法を模索することは大事です。しかし、経験上、こちらの話を聞いてくれて、その通り実践してくれる「素直」な生徒は、成績が伸びる傾向にあります。ですから、とりあえず一回提供された助言を、その真意を理解した上で、実践してください。そして、そういう話をしっかりと聞いてくれる生徒は、ほぼ例外なく授業の解説もしっかりと聞いてくれます。話を「聴く」チカラは結果を左右し、最終的には大学入試の合否の明暗を分ける可能性が大いにあります。一緒に頑張りましょう。