もうすぐ七夕ですね。

別名『星祭り』ともいいますので、英訳はStar Festivalとなります。

富山本部中学部では、毎年大きな笹を２本、澤山先生が運んできてくれます。

生徒たちの、いろいろな願い事の短冊がくくりつけられていますね。

合格を祈願するものから、「虫にさされませんように」というささやかな願いまで様々です。

「成績があがりますように」という短冊も多いのですが、「績」の漢字の間違いが毎年非常に多いです。

のぎへんの「積」を書いている子は、まず漢字の練習からはじめましょう。

七夕飾りに混じり、疫病退散を願うアマビエもぶら下がっています。

絵はかわいくて素敵ですが、色使いが…

さて、七夕についてですが…

織姫が大変機（はた）織りが上手であったとの言い伝えから、七夕では本来、機織りやお裁縫の上達を願っていたそうです。

また、機を織る機械（つるの恩返しで有名です）のことを、昔は棚機（たなばた）と呼んでいたのが祭りの名前の由来だという説があります。

富山県では高岡市戸出の七夕祭りが有名ですが、残念ながら昨年に引き続き、今年も中止が決まりました。

新潟長岡の花火大会、福井三国の花火大会も中止、金沢百万石まつり、富山おわら風の盆も中止です。

コロナウイルスは我々から様々なものを奪い取っていきました。

お祭りを楽しみにしていた人々、特にお年寄りの皆様はさぞかし残念であろうと思います。

なお、高岡駅前の七夕祭りは、規模を縮小して行われるようです。

以前、短冊を千保川に流しに行ったのを覚えていますが、感染予防に十分注意し、ささやかながら季節季節の風情に触れられたら、と思います。