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育英センター 田中の教育ブログ「次年度富山県立高校入試 定員決定」

富山本部校別館(中学部)

富山県の次年度県立高校入試の概要が発表されました。

リンクは↓↓下に貼っておきます。

こちら

 

県立高校の一般入試日は3/8(水)、3/9(木)の2日間で、合格発表は3/16(水)となります。

また、砺波高校普通科、魚津工業高校機械科で各40名定員減、中央農業高校で12名定員減との発表がありました。

よって県立高校全日制の募集定員は、前年度より92名減少の6,378名となります。

 

来春の中学校卒業予定者は、現高1の学年より127名減少の8,910名となります。戦後初9,000名を割り込んだことになります。

※なお、少子化は加速しており、現小4の学年からは8,000名を割り込んでいます。

 

新聞等で既報ではありますが、県教委が調査した現中3への進路調査では、県立高校への進学希望者は、全体の83.6%とのことです。

単純計算で、8910×0.836=7448.76となり、およそ7,450名の県立高校志望者がいれば、6,378名の全日制募集定員を満たせそうな気がしますが…

 

実際は、県外への生徒の流出、私立高校専願への進路変更等もあり、進学校と言えども低倍率、あるいは定員割れが常態化している現状です。

 

 

そして、いくら少子化が進もうとも、御三家と呼ばれる高校の定員の削減にはなかなか踏み切れない、と推測されます。

 

北陸3県のトップ校の定員を見てみると・・・

石川県:金沢泉丘高校 400名

福井県:藤島高校 336名

 

富山県の御三家は定員280名、他の県のフラッグシップたる高校と比較すると少ないのが分かりますね。

そして進学校は、他県と大学の進学実績を比較されることが多く、定員削減に動きづらい、というのがお分かり頂けると思います。

 

なお、福井県は次年度、県立高校の入試日を2月中旬に早め、国立・私立との激しい生徒獲得競争に動きました。

 

 

最後に、今回定員減となった砺波高校についてですが、現在、制服の変更にむけて動いているようです。

 

以前、生徒会主導で、新制服導入に向けた制服ファッションショーを文化祭「砺高祭」で実施した、というニュースがあったのを覚えています。

 

自分たちはその制服を着られないけれども「未来の砺波高校生のために」精一杯活動した生徒達。

そしてその活動を温かく支援なさった先生方には頭が下がります。

 

私たち育英センターも、砺波地区の生徒たちの学習をお手伝いし、地域を盛り上げることが使命だと考えています。

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