富山育英センター

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育英センター 田中の教育ブログ「伝説のイラスト」

富山本部校別館(中学部)

北陸3県の各中学では、入試に向けた重要なテストが終了しました。

 

福井県では学診(学力診断テスト)、石川県では統一テスト(金沢市)や総合テスト(白山市・野々市市)、実力テスト(小松市)など。

そして富山県では中教研学力調査です。

 

難易度にも大きな差がありますね。

石川県内のテストは、石川県の公立入試の難易度が高いこともあり、5教科平均がその市全体でおよそ250点前後です。

中でも、私の印象では小松市の実力テストが非常に難しいというイメージがあります。

事実、石川県公立高校入試の本番の問題は、全国でもトップクラスの難易度を誇ります。

得点率から見た総合難易度では、47都道府県の中でも間違いなく5本の指に入る難しさです。

 

また、福井県の学診の5教科平均はおよそ300点前後です。

ただし、平均点が370点の中学もあれば、200点台半ばの中学もあり、中学による差、地域による差が激しい印象です。

そして福井県も全国平均からすれば県立入試の難易度は高い県です。

 

富山県の中教研については、基本に忠実な出題が多いですね。

学年平均が400点を超える中学もある訳ですが、それはやはり富山県立高校入試自体が全国の他県の入試と比べると易しいからでしょう。

入試本番の得点率はほぼ毎年全国で5位以内に入ります。

 

なお、富山県内の高専受験者は、県立入試の200点満点の問題と、高専過去問の難易度のギャップに、まずは驚くことになります。

あせらず、他県の入試問題で演習を積むなど、準備をしておきましょう。

 

 

さて、今回のブログのテーマは、各種試験に使われるイラストについてです。

 

入試や重要なテストの問題に使うイラストは、漏えいの恐れもあり、デザイン会社へ外注するのではなく、問題作成者が頑張って書くケースがありますね。

 

中教研や統一テストなどの英語の問題では、恐ろしいほど画力の高いイラストが入ることがあります。

これは、英語の先生がプロ顔負けの画才も持っていた、ということなのでしょうか。

 

ところが、その逆でしょうこお姉さん的な絵、ないしは珍妙なイラストが重要な試験でお目見えすることもあります。

 

上記は過去、センター試験で登場した野菜の絵ですが、当時大変な話題になりました。

野菜Tシャツを作成する者、受験生の息子のためにキャラ弁を作成するお母さんなどが現れ、盛り上がった記憶があります。

 

田中が個人的に気に入っているセンター試験のイラストはこれです。

 

3番の女性の破壊力たるや、私はしばらく笑いが止まりませんでした。

緊張感のある試験会場で、問題用紙のページを開き、これが出てきたときの衝撃…

 

そして、私が文句なしで、過去最高だと思っている県立入試のイラストがあります。

それは富山県の20年前の英語の入試問題ですが・・・

 

100の説明の言葉より、まずは実物をご覧いただくことにしましょう。

 

 

・・・お母さんがウォールマリアを乗り越えて注意しに来ています。

遠近法、というものを考慮せずとも、ゆうに身長3メートルは超えています。

2コマ目で大きさは元に戻るものの、お母さんの後頭部に何とも言えない味わいがあります。

以前、何かの韓流ドラマで見た、チェゴサングン様のようなお母さんの髪型、息子の机に向かう姿、100点満点です。

 

なお富山県入試では、イラストの吹き出しで英作文させる問題が復活していますので、中3受験生は上記の過去問も解いてみてくださいね。

 

 

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