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育英センター 田中の教育ブログ「2022高校入試を振り返る その③英語編」

富山本部校別館(中学部)

今回は英語編です。

 

今年度より教科書が新しくなり、新学習指導要領の範囲がどこまで入試に出てくるかに注目していました。

 

まずは国立高専ですが、仮定法過去( I wish~)の出題がありました。

My mother can’t go out with me now. I wish she (   A   ) a headache.

※ Aに入る語句として、didn’t haveを選択肢から選ぶ問題

おそらく中学生は仮定法の演習をあまり積めていなかったため、正答率は低かったのではないかと思います。

 

そして富山県の県立高校入試では、原形不定詞(help 人 原形不定詞)の並び替え問題の出題、および自由英作文では仮定法過去による出題がありました。

自由英作文では、ALTのマイケル先生が生徒に以下のような質問をします。

【A】 and 【B】 are two wishes. If you could have one wish, which would you choose? Please write about it.

 

【A】  meet a famous person in history

【B】 travel to the future

 

仮定法を用いたこの問いかけに対し、25単語以上の英語を用いて作文する問題ですね。

※ですが、英作文はムリに仮定法を用いる必要はありません。

 

こういう問題では、AとBのどちらを選んだ方が作文しやすいかを考えてから書き始めるべきです。

今回書きやすいのは圧倒的にAではなかったでしょうか。

基礎英語でAの類似の問題を学習していた生徒はラッキーでしたね。

 

Bを選択すると、かなり難易度が高くなるように思います。

I want to meet me. などから書き始めれば少し難易度は下がるかもしれませんが…

 

さて、私が驚いたのが、自由英作文Bの正答例です。

入試はかなり前に作ってあると考えられますが、正直驚きました。

 

I wish I could see the world without war.

I want to know how people in the future stopped wars.

Then I want to talk about it with my friends to make a better world.

 

仮定法を使って「未来の世界に行けるなら何をしたいか」が書かれている訳ですが、まさに世情にマッチしています。

 

みなさんはこれを見てどう感じられましたか?

 

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