「実はこれも大事! 受験勉強のお助けアドバイス」~師走~
富山本部校小学部
冬のイルミネーションが夜の街を彩り、雪が空を舞う季節となりました。
前回の「お助けアドバイス」では「ルーティン」についてお話をしました。皆さん、「勉強のルーティン」をつくり、実行していますか。「受験生の皆さんに、大切にしてほしいもの」をまた1つご紹介します。
第2回は、「早寝早起き」です。
受験勉強といえば、「夜」にするというのが一般的かもしれません。確かに、朝8時くらいには小学校に登校し、学校生活をおくるわけですから、朝6時に起きても、学習できる時間は1時間くらいです。
一方、学校から家に帰るのが午後4時ころとして、小学校の宿題、夕食、入浴などをしつつ、受験勉強をしていると、いつのまにか午後10時を過ぎてしまうことも多いかもしれません。また、夕方から習い事をしている日は、帰宅時刻が午後9時を過ぎてしまう日もあるでしょう。ついつい就寝時間が遅くなってしまうようです。
ところが、北陸3県の中学入試の筆記試験は、だいたい午前8時30分から10時の間に始まります。筆記試験の半分以上は「午前中が勝負」であり、夜の9時に絶好調であっても、朝の9時に力を発揮できないのでは、入試問題を解く上で都合が悪くなります。
もちろん、「夜に勉強することを今すぐやめましょう」ということではありません。しかし、いつも夜遅くまで起きているのに、入試前日の夜だけ早く寝るというのは簡単なことではありませんね。そろそろ、寝る時刻を少しずつ早くしていき、入試前日までには、普通に午後9時~10時の間に眠りにつけるような生活習慣を身につけておくと、入試当日の朝も6時にはすっきりと目を覚ますことができるというわけです。
ついつい、冬休みは夜更かしをしてしまうことが多くなる時期かもしれません。しかし、学校がお休みということで、宿題などをするために、無理に夜遅くまで起きている必要がありませんから、むしろ「早寝早起き」の習慣をつけるためには、絶好の機会といえます。
私が、受験勉強において「早寝早起き」に期待するのは、「入試の前日でも早く眠れる」や「入試の時間帯にベストコンディションになる」といった効果です。
育英センターでは、「中学入試育英模試」を行っています。(2022年度実施分は終了いたしました。)
模擬試験の日程は、実際の中学入試の日程に近づけるために「午前中」から始まります。模擬試験で力を発揮することが、「午前中」に入試レベルの問題を解くことにつながるわけです。
まずは、今から少しずつ「早寝早起き」を心がけましょう。
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