みなさん、こんにちは☀

さて、今回は年長クラスの授業の様子をちょこっとご紹介です。

「ケーキが６個あります。

３人で同じ数ずつ余らないように分けるとすると、

１人分はいくつになるでしょう？🍰」

年長さんにこんな質問をすると、「２個ずつでしょ!?」と返ってきます。

そうですね。

割り算の考えだと６÷３＝２。

ですが、もちろん割り算ができなくても

頭の中でイメージすれば答えを導くことができる問題です。

（実際に、３人姉弟の末っ子さんは

「お姉ちゃんに１個、お兄ちゃんに１個、ぼくに１個…あと３個あるから…

あ、ぼく２個食べられる！」と考えていました。）

さて、ここからが本題です。

「３人で８個のケーキを分けることになりました。

あなたならどう分けますか？🍰」

そうです。割り切れないのです。

この質問を年長さんにしてみました。

すると・・・

「３人で２個ずつ分けて、残りはじゃんけんで勝った人が食べる！」

「２個ずつ分けても２個余るから、それを３つずつに切って分ける！」

「余ったケーキはお家の人にあげる！」

など、様々な答えが返ってきます。

さて、正解は・・・？

じつは、すべて「正解」です。

この質問の意図は、

「自分で考え、それを言葉で表現できるかどうか」

というところにあります。

この「表現する力」は小学入試ではもちろん、

小学生になっても非常に大事な力ですよね。

自分で考え、その考えを自分の言葉で相手に伝える力。

集中力や思考力だけでなく、こういった力もまた備わるよう、

授業に取り入れて日々練習しています🌼

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