図書館番外編2
富山本部校高校部
またまた番外編として,書かせて頂きます。今回は,福岡大学図書館についてにします。
私は,「遠くに行きたい病」にかかって,本州から出たくて仕方がありませんでした。知人がほとんど行ったことのない所に住んでみたくて,結局,九州大学に行くことにしました。
当時の九州大学は,いわゆるタコ足大学で,教養部(前半1年半)は中央区六本松,多くの学部(後半2年半)は東区箱崎でした。私は六本松から2kmほど南にアパートを借りていましたが,引っ越すのが邪魔くさかったので,箱崎まで10km通いました。
アパートから同じくらいの距離にあったのが,福岡大学です。入学年度からいうと同学年になる,博多華丸大吉さんたちの母校といえばわかってもらえるかもしれません。
福岡大学図書館では,書籍を借りることはできませんでしたが,閲覧は学生書を提示して説明すると許可してくださいました。そこで出会った本が「束論と量子論理 前田周一郎 槙書店」という本です。量子力学は独特の考え方がありますが,それを普通の論理と違う論理ととらえることに驚きました。よく,「論理は一つ」といいますが,実は,いろんな論理があることを知ったのはこの本のおかげです。当たり前が当たり前ではないことに気付けるのは人生にとって大きな収穫だったといえます。感謝してますよ,福岡大学図書館さん!
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