嬉しく悲しい図書館
富山本部校高校部
今日は,図書館のねたで日曜日にあったことを書きましょう。
嬉しいこと
南砺市立図書館は,セルフ貸出機がもうじき導入されます。これまで,係の方にお願いして借りていましたが自分で処理ができます。石川県立図書館,富山市立図書館,高岡市立中央図書館,砺波市立砺波図書館,小矢部市民図書館等ではすでに導入されています。待ち時間も短縮されるので歓迎します。また,導入されている図書館では貸出カードも使えますが,スマホで各図書館のページを開くと貸出カードと同じバーコードが表示されて,これで貸し出しができます。この点も便利です。
悲しいこと
南砺市立図書館は,セルフ貸出機がもうじき導入されます。これまで,あまり貸し出しされていなかった資料が,除籍(=図書館の蔵書登録を解除し,廃棄されること)になったようです。日曜日に南砺市立城端図書館に行き,物理入門(砂川重信 大阪大学名誉教授・故人の本)を借りようとしても,検索に引っかかりません。窓口でお聞きしたところ,今回除籍対象になったとのこと。1980年代に蔵書にしてから,1回しか借りられた記録がないのでそうなったのでしょうと。借りたのは私です。こんなところに面白い本があったなぁと思ったので,また城端図書館に行ってみることにしたのですが,こんな結末になってしまいました。図書館の方はすごく丁寧に謝ってくださり,借りたいのであれば収蔵している岐阜県立図書館から取り寄せますといって下さいました。
図書館の書庫にも限りがあり,借りられない本をずっと保管しておくことが図書館の機能を損なうことにつながりかねないので致し方ないのですが,ちょっとだけ,ほんとにちょっとだけ,悲しかったです。
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「間(ま)」を惜しむ