「すさまじき」気分
富山本部校高校部
連休中、浜名湖周辺を車で気ままにぶらぶらしてきました。
一泊は三ヶ日町にある湖岸のホテルで一晩を過ごしました。
「三ケ日みかん」という名で知られる、みかんや柑橘系フルーツの生産地です。
車を走らせていると、沿道のあちらこちらに無人の販売処があり、
甘夏などの袋詰めがいくつも並んでいます。
以前同じ時節に和歌山に行った時も、道すがら所々に同じ光景を目にしましたが、
代金を商品横の箱に入れておくという形式は同じでした。
なんとも悠長なものだな、と感心したものです。
今回もとある四辻の一隅にある無人販売処に立ち寄りました。
甘夏一袋と赤ちゃんの顔くらいの大きさの文旦を手に取り代金を箱に入れた途端、
箱の上手の方から強い視線を感じました。
そう。そこには監視カメラが設置してあったのです。
一瞬「すさまじき」気分が心をよぎりました。
そして最後は、監視カメラにバイバイと手を振って立ち去りました。
でも、甘夏も文旦も酸味の中にほどよい甘みがあってとてもおいしかったですよ。
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