育英センター 田中の教育ブログ「富山高専学校説明会に参加させていただきました」
滑川校
6/9(日)に実施されました、富山高専射水キャンパス・本郷キャンパスでの学校説明会に参加させていただきました。
先着順の参加予定定員に早々に達し、当日は大盛況、人気の高さを感じます。
富山県で中学生に一番人気のある公立の学校はどこ?と言われたら、御三家やそれに続く進学校を挙げられる方もいるでしょうが…
答えは国立富山高専です。
昨年度の一般入試倍率は、国際ビジネス学科の3.50倍を筆頭に、電子情報学科の2.68倍など、全学科の平均倍率は2倍超となっております。
※昨年の県立高校では富山商業高校が人気を集め、熾烈な一般入試となりましたが、その平均倍率は1.99倍です。
学校説明会では、6つの学科について、それぞれの学びの特色、進路についてうかがうことができました。
塾で働いていると、ついつい進学実績ばかりに目が行ってしまいますが…その内容が強烈でした。
機械システム工学科、電子情報工学科より、東大への編入がそれぞれ1名
同じく旧帝では、北海道大(国際)、東北大(電子)、名古屋大(国際、機械各1)、大阪大(物質化学)、九州大(物質)
難関大では、東工大、筑波3、東農工2、神戸3…
きりがありませんが、上記は乗船実習中の商船学科(他の学科より修業期間が長く、5年6か月です)や専攻科からの大学院進学を含みません。
大学院進学については東工大4名、筑波、東北、北海道、東京海洋など、これまた驚きの実績でした。
説明会では「隠れた進学校」と控えめにPRしていらっしゃいましたが、半数程度が就職を希望し(その就職先も一流企業が名を連ねる)
残った進学希望の生徒が各学科20名前後、そして進学先のほとんどが国立大と考えたとき、これはもう、隠れていない進学校ではないかと感じます。
生徒募集要項についても説明がありましたが、長くなりますので、高専の入試についてはまた別記事でまとめますね。
本当に勉強になった一日でした。ありがとうございました。
さて、入試は情報戦でもあります。高専に興味のある方、6/17(月)より、夏季オープンキャンパスの申込みが始まります。
夏季オープンキャンパス
本郷キャンパス
令和6年8月3日(土)、4日(日)
射水キャンパス
令和6年8月3日(土)、4日(日)、5日(月)
(申込受付期間:6月17日(月)9:00~7月17日(水)17:00 ※先着順)
当ブログでは、国立高専の入試の傾向や、内申点、推薦の話など、お役に立つ情報を発信していきますので興味のある方はご覧ください。