真理にたどり着く
富山本部校高校部
6月半ばの話です。今のジムに通い始めてだいたい1年間になります。
ご存じのとおり私は人見知りなので、誰とも話すことなくずっと黙々と鍛錬していました。
その結果、ベンチプレスをある程度の重りをつけてあげられるようになったと思っていました。
孤軍奮闘する私をたまたま見かけたジムの職員の方の気が向いたらしく、「ナイスガッツ」を声をかけてくれました。少し話をして、私のフォームを無料(ロハ)で見てくれることになりました。
実演してみたところ、「これは教え甲斐がありますねぇ(ニヤリ」と言われ、スターティングポジションからシャフトの上げ方、肩・腹筋を含めた姿勢・意識の向け方などすべて矯正され、私は大人としてのプライドがすべて木っ端みじんにされ、あまつさえ「重りを付けずにやっていきましょう」と言われ、非常に惨めな気持ち(レ・ミゼラブル)になりました。
そこで気が付いたのです。私に英作文の添削を持ってきて、真っ赤になって返ってきたノートを前にボコボコに言われる生徒たちもこのような気持ちだったのだと。そして、自分では正しいと思っていることでも実は大間違いで、独学で突き進むと悪いクセがついて逆効果になるため、矯正されることが重要なのだと。
私は不惑を越え、漸く真理にたどり着きました。
「わからないことはわかっている人間に聞いたほうが早い」
当たり前のことですが、自分ではなかなかわからないものです。
塾や予備校に通う意義もここにあるのではないでしょうか。
ちなみにそのジムの職員の方と仲良くなれたような気がして「これからもフォームを教えてください」とお願いし、快諾してくれましたが、6月末で退職されました。
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