以前に海外で楽しまれている日本のアニメや漫画についての記事を書きましたが、今回は富山ローカルの話題です。

 

富山県上市町出身、細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」は、世界の９０を超える国で上映され、大ヒットしました。

 

 

ヒットしたアニメの舞台のモデルになった場所は、俗に「聖地」と呼ばれ、熱心なファンが訪れますよね。

 

修学旅行の自由行動に「聖地巡り」を盛り込もうとして、班の他のメンバーともめる、という話もちょくちょく聞こえてきます。

 

 

さて、「おおかみこどもの雨と雪」の聖地として挙げられるのが…

 

上市町にある「おおかみこどもの花の家」

https://ookamikodomonohananoie.jp/

※写真は富山県HPより

アニメ中では何度も出てくる場所ですので、今作の聖地の筆頭ともいえる場所です。

 

 

滑川市の田中小学校（旧校舎本館）

※写真は文化庁HPより

 

旧校舎に通っていた方からすれば、自分の学び舎がアニメの世界で生き続け、世界中で見られている、と考えると特別な感情がわきますね。

 

 

氷見市灘浦海岸沿いにある旧坪岩崎鰤大敷網倉庫

※写真はいずれも富山県HPより

氷見といえば寒ブリ、ということで屋根のてっぺん、雪割り瓦が非常に特徴的ですね。

 

ほかにも、富山県の観光地でいえば、みくりが池や称名滝なども同作品の中に登場します。

 

 

私が現在勤務している育英センター滑川校の近くに、たくさんの聖地があることに興奮しました。

 

 

なお、「おおかみこどもの雨と雪」の英語のタイトルは「Wolf Children」となります。

 

世界中の多くの人々が、日本のアニメを見ながら日本語を勉強するように、私たちも英語のアニメや作品を見て英語の学習に役立てたいものですね。

 

 

実は、田中はアニメ（マンガも）をほとんど見ず、全く詳しくありませんでした。

 

以前、育英センターのラジオCMを担当して頂いたご縁で、声優の緑川光さんのサインを頂いたことがあるのですが、私は緑川さんを存じ上げず、ぞんざいに色紙を保管しておりました（緑川さん、大変申し訳ございませんでした）

 

しかし、その事実を知った塾生のアニメ大好き女子３名に囲まれ、徹底的に詰められました。

・声優にもヒエラルキーがある

・緑川光さんは、その中でも雲の上に位置する

・その神たる緑川さんの色紙をぞんざいに扱った

・絶対に許さない

といったようなことを、詰められている際に言われた記憶がかすかにあります。

 

どうしたら許してもらえるか、と聞いたところ、おすすめのアニメをいくつか紹介され、「許しませんが、まずはそれらを見ることから始めてください」と言われました。

そして、それから意識してアニメを見るようになり、今となっては素晴らしいアニメに出会わせてくれた彼女たち、そして緑川光さんに感謝している毎日です。

 

ところで最近、大谷選手がホームランを打つたび、キケ・ヘルナンデスという同じドジャースの選手が「かめはめ波」で迎えてくれていますね。

 

日本のアニメの世界への影響力は素晴らしい！ということで、この記事は終わりにしたいと思います。

 

 

 

最近恒例になりつつある余談のコーナーです。

 

育英センター内で最もマンガやアニメに詳しい中の一人は、富山本部校小学部のY井先生です。

（金沢育英センター内にも、F先生×２、N先生×２はじめ、たくさんいらっしゃいますが）

 

Y井先生が面白い、といった漫画やアニメで外れたことがありませんし、彼がこれから流行る、といった漫画はその後アニメ化され、世界中にファンが出来ていきます。これはすごい才能です。

 

本ブログ記事を書くにあたり、ほかにも富山県が舞台になっているアニメはあるのかな、と疑問に思い、Y井先生に突然電話を掛けたにもかかわらず、彼はその場でスラスラと教えてくれました。

 

しかし、Y井先生の言う「ピタゴラスイッチのように人が亡くなるアニメ」をはじめ、富山が舞台になっている他のアニメの多くは、本ブログでご紹介できるものではありませんでした…