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育英センター 田中の教育ブログ『高円宮杯英語弁論大会』

滑川校

毎年中学生を対象に行われている高円宮杯全日本中学校英語弁論大会ですが、今年で第76回目を迎えます。

 

戦後、まだ日本が米軍統治下にあった昭和24年から続いている本大会、中学生を対象としたスピーチコンテストとしては、間違いなく日本最高峰と言えますね。

 

各都道府県の予選を勝ち抜いた代表は、11月の決勝大会に進みます。(今年は決勝予選大会が11/27・28日、決勝大会が11/29日です)

 

なお、各県の代表の人数ですが、東京・大阪・神奈川・北海道は各5名、愛知・福岡は各4名、他の都道府県は各3名を予選で選出します。

 

2024/10/9追記 今年は富山県代表3名中2名が田中の教え子でした。本当にうれしいです。決勝大会も頑張ってきてください。応援していますね。

 

上記の数を合計すると151名、この予選を勝ち抜いた精鋭たちで高円宮杯を競います。

 

 

決勝大会の期間中、生徒たちは同じ宿に泊まり、さまざまな行事を通して交流、親交を深めます。

 

貴重な経験を通じて全国に友達ができる、というのもこの大会に参加する大きなメリットですね。

 

 

英語が好きな中1、中2のみなさん、今年の予選は終了いたしましたが、是非次年度挑戦してみられてはいかがでしょうか。

 

英語を使うことでさらに英語が好きになる、という素晴らしい循環が生まれます。

 

 

興味を持たれた皆さんのために、以下、簡単に予選参加までの流れをお話しします。

 

 

まずは出場資格を満たしているか確認してください。

以下に該当する生徒は参加できません。

 

・満5歳の誕生日以後に、通算1年以上または継続して6か月以上、英語圏に居住したことがある場合。

※英語圏とは、英語を第一言語、公用語、公用語に準ずる言語として使用する国・地域をいいます。

 

・日本国内、海外を問わず、英語以外の教科に関し、実態として英語による教育を行っている学校に6か月以上在籍したことがある場合。

具体的には、アメリカンスクールや、インターナショナルスクールなどですが、授業科目の半分以上を英語で行っている学校を含む点に注意です。

 

・保護者または同居親族に、英語を母語とする者もしくは英語圏出身の者がいる場合。

 

・過去に高円宮杯英語弁論大会に出場し、本大会の中央大会にて1位~3位に入賞した場合。

 

 

参加資格を満たしている場合は、校内選考等を通じて、学校長の推薦を受け、予選に出場という流れになります。

 

富山県は、予選に出場できる人数が各中学校最大2名だと記憶しております。

また、同じ中学から決勝予選に進めるのは1名のみですから、同じ中学に素晴らしいスピーチをする生徒が二人いた場合でも、選ばれるのは一人のみです。

 

 

原稿の作成について、論題は自由なので、自身の意見、主張をまずは考えてみましょう。

 

※なお、原稿はA4サイズ1枚で手書きは不可、そして他のスピーチコンテスト等で未発表のものに限られます。

 

そして膨らんだ原稿の内容を、制限時間の5分以内で話しきれるよう、A4サイズ1枚分にまとめる必要があります。

 

原稿が定まったら、暗記してスラスラ話せるよう繰り返し繰り返し練習します。

そして同時進行で、発音やアクセント、感情ののせ方や身振り手振りを洗練させていくのです。

 

過去、塾生の出場者の応援のため、そして育英センター主催のスピーチコンテストをよりよくするための研修として、予選の見学に数回行ったことがありますが、自分の発表直前まで、廊下で練習を重ねている生徒が多数おり、会場には緊張感があふれていました。制限時間の5分が近付くと鳴る、『チン』というベルの音も印象的ですね。

 

もし予選を通過できなくとも、大会に挑戦した、という経験自体が大きな財産となります。

 

英語が好きなみなさん、ぜひ勇気を出して大会に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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