印刷メディア
富山本部校高校部
今回はちょっと話を変えて印刷メディアについて書きます。
遠い昔は,直接伝聞の形で情報をやりとりしていたことでしょう。そして,いくつかの国・地域で文字が発明され,これをもとに記録が残るまでになりました。最初は粘土板や動物の骨などに刻んでいましたが,やがて紙が発明(中国での発明とのこと)され印刷物の形も取られるようになりました。そして,活字印刷(現・韓国忠清北道清州市興徳区で1377年には既に使われていました。ただし,世界に普及したのはドイツのグーテンベルクで1445年に始まりますが…)が使われるようになり,現代に繋がる印刷文化が花開きました。
実は昨日NHKの「偉人の年収」という番組を初めて観ました。福沢諭吉を取り上げていたのですが,福沢は新聞発行にも携わっていたそうです。想像通りの社会的な記事だけでなく,現在のスポーツ欄に相当する相撲の取り組み結果についても載せていたようです。
現在,新聞を読む人は非常に少なくなっているようです。実際,私自身もほとんど読んでいません。インターネットでニュースを読むことがほとんどです。しかし,新聞の良さは,幅広い読者を抱えているため,いろいろな分野について記事を書いています。しかも,社会の公器というプライドを持って発行されているため,(多少の偏りはありますが)出来るだけ公正なものにしようとされています。
ネットニュースが悪いとは思いませんが,どうしても興味があることに目が行きがちです。バイアスがかかった情報がネットで流されることが多い(制御しやすいからでしょう)ことを考えると,情報統制を強めている近隣国の状況は危惧せざるを得ません。そしてこの国も「いつか来た道」に戻る気がしてなりません。
できるだけ正確な情報を得ることが,今,求められているのではないでしょうか。
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