ゴジラ
富山本部校高校部
昨日夜、「ゴジラ-1.0」という映画がテレビで放映されていた。
昨年の公開時は、テレビの宣伝でやたらCG技術のことばかりが叫ばれていたせいか、
正直あまり真剣に見るつもりはなかったが、
一応少年時代は、ゴジラ映画をわくわくしながら見ていた世代なので、
つい最後まで見てしまった。
CG技術のすばらしさはさることながら、意外に脚本がしっかりとしており、
人間ドラマとしても、なかなかおもしろい映画だった。
僕らが少年時代見ていたゴジラは、ウルトラマンや仮面ライダーのように、
悪役怪獣から町や人々を守ってくれるヒーロー怪獣にすっかり祭り上げられており、
第1作(1954年)制作当初の、反核と文明批判を象徴する怪物としてのゴジラは、
もうどこかに消えてしまっていた。
実はゴジラは、愚かな人間を懲らしめる、自然の怒りの象徴なのである。
昨夜の映画は、僕ら世代にそんなことを思い出させてくれる映画だったと思う。
それにしても、あの大戦後に、すでに自らの愚かさに気づいていた人間が、
いまだ核兵器を使うか否かとか、ちょっとした考えの違いで戦争を引き起こしているのは、
どういうことなんや、と思う。
再び東京湾にゴジラが上陸する日は近い。
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