倫理の時間6 身体
富山本部校高校部
最近、腰痛に悩まされている。
腰痛になると分かることだが、普段の生活の中で意外と腰を使っていることが多い。
物を持ち上げるときはもちろんだが、扉を開くときや水筒の固く閉まったふたを開けるときも、意外と腰に力が入って、地味に痛くて、うまくできない…。
自分の頭の中ではこうすればできると思っていることも、体がうまく動かないときはそれをすることがなかなかできない。
メルロ=ポンティという哲学者がいる。従来の哲学では精神や理性というものが中心で、身体の意義についてはあまり重視されてこなかったが、彼は自分と世界をつなぐ役割としての身体の重要性について考えた。
身体は外にあるものを感覚的にとらえたり、
自分が考えたことを外に表現するための道具のように思ってしまいがちだが、
本当は私たちが自分が思ったように世界と接するためには、本当に大切なものである。
腰痛になってからこれを痛感したのは、ちょっと遅かった…。
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