富山育英センター

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「国語」を学ぶ

富山本部校高校部

今年の京都大学文系の古文の問題は、

源義経の生涯を描いた『義経記(ぎけいき)』の一節からの出題だった。

2次試験後、京大の問題を見ておっとこれは!と思った。

この『義経記』の一節と全く同じ部分を、

2学期の共通テスト対策の授業で扱っていたからだ。

「授業で扱った文章は模試や実際の入試で出題されることがよくあるから、ストーリーだけでも覚えておいてください」

普段私が頻繁にこう言っていたのを思い出して、京大文学部に合格した生徒が

「ほんとうにこんなことがあんるんですねぇ。助かりました」と感心していた。

京大文系の問題は記述量が非常に多く、知った話でも一筋縄ではいかないものだが、

彼にしてみれば、ストーリーを知っているというだけで

問題に取り組む気分が全く違ったようである。

 

今日学んだことが明日すぐに活かされるわけではないのが、「国語」という教科。

私が強調して話していたことが、1年後の模試に出題されたという例もかつてあった。

「長い目で見て、そして継続して学ぶ根気が必要です」

新高校1年生の初回授業の時に毎年話していることだが、

なかなか理解してもらえないのも毎年のこと…。

さて、今年の4月は…?!

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