『源氏物語』
富山本部校(個別指導部)
今回は『源氏物語』についてお話ししようと思います。
毎年の大学受験(国公立大学・私立大学)の古文の出典で一番多く使われているのが『源氏物語』だということを皆さんはご存知ですか?けれど、『源氏物語』が出題されると平均点は大幅に下がり(特に共通テスト。過去のセンター試験)、受験生は、問題を見た途端、「源氏物語が出た…。終わった…。」となることが多くあります。(今まで私はこのような生徒に多く出会いました。特に理系の生徒に多いです。)
そこで、是非とも、早いうちに『源氏物語』を読んで欲しいと思います。
私が『源氏物語』に出会ったのは小学生の時、児童古典文学全集を読んだ時です。初めて『源氏物語』を読んで私はすぐに、平安貴族の着物の色彩や薫りに心惹かれ虜になりました。
それ以来、色々な方が翻訳しなおした『源氏物語』などを読みましたが、一番わかりやすく楽しく読める一冊をご紹介したいと思います。
それは、『大掴源氏物語 まろ、ん?』です。
なんとかのプレイボーイの光源氏が栗の顔をしているのです!
『源氏物語』は全54帖(巻)ありますが、各帖が見開き8コマまんがになっており、これがまたうまくまとまっています。あっという間に『源氏物語』の概要を知ることができます。『源氏物語』は本当に読むのが難解です。おおまかな内容でいいので、知っているのと知らないのでは読解のしやすさが天と地ほどの違いがあります。
ですので、この一冊で是非、早いうちに『源氏物語』を知っていただきたいと思います。
また、この『大掴源氏物語 まろ、ん?』が良いのは、帖と帖の間に、古典常識(試験で良く問われる絶対に知っていなければならない古典知識)が満載だということです。しかもわかりやすく書いてあります。
今年の夏(今すぐでも構いませんが)は、是非、『大掴源氏物語 まろ、ん?』を読んでいただきたいです。
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