倫理の時間17 目標は自己を自由にする?
富山本部校高校部
目標を立てること。それはごくごく普通のことのように考えられています。
目標が無ければ、なんのためにそれをやるのかもわからないですし、やる気もおきません。
具体的に何をしていけばいいのかも定まりません。
目標を設定することは、その後の自分の指針になる大切なことなのです。
しかし、目標を持つことは、逆の効果を及ぼすこともあります。
それは、自分の自由を制限してしまうということです。
目標を設定すると、そこにたどり着くためにどうするかと考えるようになり、その方法に固執してしまいます。
そうなると、その目標や、目標に直結するもの以外は排除するようになり、視野が狭くなります。
また、なかなか目標にたどり着けないと、理想と現実の差に悩み苦しむこともあります。
つまり、目標が私たちを縛り付け、自由を阻害してしまう危険性があるわけです(当然必ずこうなるわけではありませんが)。
じゃあ、目標を変更すればいいじゃんと考える人もいるかもしれませんが、人間、そんな簡単に自分の思いを変えることはできません。
その思いが強ければなおさらです。
目標との正しい付き合い方・・・
なかなかに難しい問題です。
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