倫理の時間36 ヤマアラシのジレンマ
富山本部校高校部
皆さんは「ヤマアラシのジレンマ」という話はご存じでしょうか。
ヤマアラシが寒さをしのぐために、別のヤマアラシと体を寄せ合って暖めあおうとするのだけれども、
体に棘があるために体を寄せ合うことができないという話です。
学校で倫理を履修した人、もしくは現在履修している人なら知っているかもしれませんね。
この話は、ドイツの哲学者ショーペンハウアーの寓話がもとになっていて、
それを「無意識」で有名な精神科医のフロイトが引用し、
その後、別の心理学者が「ヤマアラシのジレンマ」と名付けました。
こういうことって現実の世界でもありますよね。
誰かと打ち解けたいと思って近づこうとするけれども、
もしその人を不快にさせたり、傷つけてしまったらどうしようと不安になり、
声をかけることができなくなるような経験ってありませんか。
人って、人と人の関係の中で生きている存在だから、
自分の言動が他人にどう影響を与えてしまうかって気になってしまいますよね。
でも、そういうときってやってみるとうまくいったり、逆に声をかけていた方がよかったみたいなこともありますよね。
受験生の皆さんも、何か心配なことがあったり、不安なことがあって、
でも、なかなか口に出せないようなことがあったときは、
まずその葛藤自体を他の人に相談してみてはいかがでしょう。
育英センターの職員はそんな皆さんの相談に親身に対応します!

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