育英センター 田中の教育ブログ「スマホ依存症」
富山本部校別館(中学部)
仮に世の中の人々を下記のような4つの型に分類したとします。
A 自分に厳しく、他人に厳しい人
B 自分に厳しく、他人に甘い人
C 自分に甘く、他人に厳しい人
D 自分に甘く、他人に甘い人
先生に向いているのは間違いなくAのタイプですが、
Aのタイプは別に教師職でなくても、社会の様々なところで活躍できる人ですね。
Bのタイプの先生は、進学校に多いように思いますが、これは生徒の側に
・ 注意されなくても、自己を律することができる能力
・ 表に見えない先生の努力を理解する能力
があるからこそでしょう。
これらの能力が無い生徒が多い学校は、必然的に厳しい先生が多くなり、校則もキツくなります。
問題はCのタイプなのですが、指導する側としては、Dよりはましです。
Dは自分に甘いので、相手にも強く言えない、というタイプとも言えますが、
これは指導者として最もよろしくないと私は考えます。
子供の指導が必要なとき、躊躇してはいけないのです。
スマートフォンの使い過ぎを生徒に注意すると、
「私はまだマシ。だって、ウチは親のほうがもっと依存症だよ。」
という返事が返ってくることがあります。
保護者の皆様、自分のことは棚に上げた方が良いのです。
Dになってはいけません。Cになりましょう。
子供のスマートフォンの使い過ぎを、自信を持って叱ってください。
そもそも、スマートフォンは大人向けに設計されています。
大人がお酒飲んでるから、私もいいじゃん、とはならないのと同様です。
さらに費用も親が働いて支払っています。
あきらかに度を超えて使用していることに注意して、文句を言われる筋合いはないのです。
それでもまだ自信を持って子供を叱れない、という方はぜひこの本をお読みください。
https://www.shinchosha.co.jp/book/610882/
書評もつけておきます。
https://president.jp/articles/-/44188?page=1
人間の記憶力のピークは19歳ごろだと言われています。
そう考えると、大学受験がその頃にあるのも理にかなっていると言えます。
スマートフォンに依存し、19歳までの貴重な時間を浪費したツケは、必ず子供自身が支払わなければならないのです。
繰り返し申し上げます。
お子様がスマートフォンに依存しているなら、叱ってあげてください。
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