各所の桜の花も昨日・今日の雨風でだいぶ散ったでしょうか。気温も２～３日前から比べ１０度ほど低くとても寒いです。季節の変わり目で体調を崩さないように注意したいですね。

さて、春期講習期間中に嬉しい知らせが届いていたので、少し時間は空いてしまいましたが、こちらで紹介したいと思います。

大阪大学に進学・通学して先月末に無事学部を卒業した、魚津本部校の元塾生　松原優弥君　が以下のように報告してくれましたので、本人の許可を取った上で掲載します。

「お疲れさまです。学科首席で卒業したので報告しておきます。」

大阪大学基礎工学部化学応用化学科を首席で卒業したとのことです。９０～９５人中トップの成績での卒業ということです。凄いですね。

（※「お疲れさまです」というのは、これまで複数回育英センターで非常勤講師として協力してくれているため、このような挨拶となっています）

また今回はせっかくの機会なので合わせて載せたいと思いますが、彼は、学部在学期間中に同級生の３２５０人中、成績上位者４９人の中に入って優秀賞を獲得するという偉業（上位１．５％のみに授与）も成し遂げています。たしか、成績表はオールS（＝最高評価）だったと思います。

口数も少なく控えめな性格の彼は、本来自分の努力を誇示するような、いわゆる“ドやる”タイプではないですが、高校卒業時に「大学で何か素敵なことがあれば是非報告してください」とお願いしていたことを実践してくれた格好です。そんな彼が、この受賞については「まじで頑張りました」と話していたので、大阪大の猛者たちの中で彼自身相当な努力をしたということは想像に難くありません。本当に「素晴らしい」の一言に尽きます。

彼はこの４月から同大学の大学院に進学してより高度な学問に励んでいます。陰ながら引き続き応援したいと思います。

余談ですが、彼は高校時代に塾の授業中にニコッと笑う瞬間があったのが印象的です。当時本人に尋ねると「自分の知らない難しい話を聞けるのが嬉しいんです」と答えてくれたことを覚えています。もし、このブログを魚津本部校の現塾生が読んでくれるならば、「自分たちの先輩には凄い人がいること」を知ってもらいたいですし、それと同時に「どのような勉強においても好奇心を持って楽しむ姿勢が大切なのだ」ということも伝えたいです。学習塾では、その性質上、教える側も教わる側も学校の成績アップや志望校合格に焦点を当てがちですが、本当の意味での学問は大学や大学院に進学してこそ始まると思います。塾生の皆さんには、そう遠くない将来の自分の理想像を心に抱き、その実現に向けて着実に一歩一歩前進してもらいたいと思います。私たち職員は、その夢の実現を全力でサポートしていきます。

ちなみに「良い話があれば報告してね」という話を覚えていた人たちは、これまでに他にもいます。中には「英検１級に合格しました！」とか「国家試験に合格しました！」といった報告もあります。話を覚えてくれていたこと・実際に報告してくれたこと・頑張っていることを結果で示してくれたこと、すべてがとても嬉しい限りです。現塾生・卒塾生問わず、今後も「良い話」は大募集したいと思いますし、また折をみてこちらで紹介できればと思います。

年度始めに「良い話」を原動力にして、１年間頑張っていきます。

魚津本部校　高校部職員一同