【滑川校】海馬を刺激する
滑川校
秋も終わりに近づきいよいよ冬本番という今日この頃ですね。
皆さんは季節の移り変わりを何で感じることが多いでしょうか?
私は「におい」で感じることが多いです。
春の土のにおい、夏の雨のにおい、秋の枯れ葉のにおい、冬の澄んだにおいなどで季節の移り変わりを感じます。
また、季節のにおいを感じるとどうしてかノスタルジーを感じることも多いですね。
これは、嗅覚と幼少期の記憶を司る脳の働きが同じため起こる現象らしいですよ。
さて、本日は「記憶」についての話となります。
ちなみにタイトルの「海馬」は脳の記憶を司る部分です。
人の記憶は大別すると「短期記憶」と「長期記憶」の2種類に分かれます。
短期記憶の限界は30秒ほどと言われており、これを長期記憶に変えていかないと勉強の面では効率的ではないと言えるでしょう。
では、どのようにして記憶を「長期記憶」へと変えていけばいいのか。その方法がこちらになります。
・反復練習を繰り返す。(例:英単語、漢字の書き練習)
※ 見ているだけだと脳に刺激が与えられないので、書くようしましょう。
・問題演習をして、見直しまでしっかりとする。
記憶の定着のためにはそれをしたという「経験」が必要です。
・勉強したことを友達に教えたり、わからない箇所を先生に質問する。
自分が勉強したことを友達に教えることはよい「経験」になります。また、先生にわからないところを質問することは自分の頭の中で質問内容をまとめる「経験」にもなります。
いかがでしょうか。記憶を長期間保持するためには「経験」が重要となってきます。
単純な作業も確かに必要ですが、勉強はひとりでは向上しない点も多々あります。
受験生のみなさんはこれから大変な時期になりますが、友人と一緒に困難を乗り越えていきましょう。