育英センター 田中の教育ブログ「富山県 国公立医学部医学科合格 前年比35%増」
富山本部校別館(中学部)
コロナ禍は、大学入試にも大きな影響を与えましたね。
富山県からの今年度の国公立大の医学部医学科の合格者は、昨年より18名増え、69名となりました。実に前年比135%です。
従来なら東大や京大を受験していたであろう層が、医学部受験へとシフトしたことについては過去の記事でも紹介しています。
新型コロナウイルスの感染拡大で「医師となって患者を救いたい」という思いから医師志望者増加につながった側面もあるかもしれません。
ただ、もう一つの側面として、コロナ禍の報道に触れ「医師という仕事がいかに大変か」ということを目の当たりにした上でも「先行き不安の中、安定した仕事に就きたい」という目的が勝ったのかもしれません。
それらに加え、富山県の医学部医学科の合格者増には、富山大学医学部医学科の一般枠増員が大きく寄与しました。
今年度入試から富山大学では、地域医療従事者が不足する中、富山県民を対象とする総合型選抜「一般枠」(定員10名)を医学部医学科に新設しました。
これまでにも「地域枠」(定員15名)、「富山県特別枠」(定員10名)があったわけですが、それでも医師不足は解消できない、としての措置です。
なお、今年の富山大学医学部医学科への進学人数は下記のとおりです。
富山中部:14名
高岡:12名
片山学園:7名
富山:6名
砺波:1名
魚津:1名
富山第一:1名
※現浪合算です
上記の富大を含めた、全国の国公立大の医学部医学科進学数に話を戻します。
県内の主だった高校を見ると、富山中部が最多の30名(前年28名)、続いて高岡17名(前年12名)、片山学園9名(前年3名)、富山7名(前年5名)でした。
どの高校も前年と比べて、増加していることが分かりますね。
なお片山学園は、全国の国公立大医学部医学科現役合格者占有率ランキング(サンデー毎日調べ)において、全国18位にランクインしました。
同ランキングのトップ30には、東海や北嶺、東大寺、灘、ラサール、開成・・・と名だたる進学校が並ぶ中、快挙と言えます。
ちなみに北陸3県で他にトップ30にランクインしたのは、金大附属高の全国8位です。これも凄い!
今年もオープンハイスクールの時期となりましたが、是非片山学園のオープンハイスクールに参加されてはいかがでしょうか。
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医学部医学科をはじめとする全国最難関大学へと導く指導力を持つ教師陣、そして共に学ぶ仲間があなたを待っています。
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