富山育英センター

無料の体験授業・学習相談のお申込み・資料請求は
お電話でも受け付けています。

076-441-8006

受付時間 月〜土 9:00〜21:30

育英センター 田中の教育ブログ「2023富山県立高校 定員削減」

富山本部校別館(中学部)

大方の予想通り、富山県の県立高校の定員の削減が発表されました。

令和5年度富山県立高校募集定員

 

御三家の定員については平成8年度入試(1996年3月)の定員減以来、

実に四半世紀以上変更がなかったです。

 

1996年の富山県全体の中3生の数はおよそ13,000

今年の富山県全体の中3生の数はおよそ8,750

 

少子化が急速に進み、30%以上も受験者の数が減少している間も

御三家の定員は280名でずっと変わりませんでした。

 

 

では、定員の削減があった1996年当時、富山県立高校の入試倍率はどうなったのでしょうか。

育英模試の過去の資料集を取り出し、倍率を調べてみました。

 

【御三家】

1995 → 1996

 

富山中部

普通科 1.04倍 → 1.15倍

理数科 1.03倍 → 1.13倍

 

富山

普通科 1.07倍 → 1.28倍

理数科 1.10倍 → 1.00倍

 

高岡

普通科 1.13倍 → 1.33倍

理数科 1.00倍 → 0.57倍

 

やはり、一クラス減少した普通科の倍率が軒並み上昇していました。

※当時の理数科(現探究科学科)は、定員40名と現在の半分です。

 

定員の削減発表があり、たとえ倍率の上昇が予想できたとしても、

 

一度受けると決めた、あこがれの高校を受験しないともっと後悔する…

 

その思いが、志望校を下げようか…という不安に勝ったのでしょう。

 

 

今年度の入試倍率がどうなるかは分かりませんが、定員の削減は間違いなく倍率の上昇要因です。

 

 

加えて、1996年の御三家定員削減のケースでは、それに準じる進学校の倍率にも影響を与えました。

例)富山東高校

1995~1998の倍率推移

1.08倍(1995)→1.10倍(1996御三家定員削減)→1.28倍(1997)1.23倍(1998)

 

 

育英センターは2学期からの新入塾生を募集中です。

受験生のみなさん、まだ見ぬ倍率で動揺しないためにも、しっかり学習を積み上げて入試に臨みましょう。

富山本部校別館(中学部) 校舎ブログブログ新着