断水
富山本部校高校部
今これを書いている時点で、2号館は断水しています。当然トイレの水も流れませんから、トイレも使えない状態です。
オール電化の住宅など、最近の世の中は大変便利になっていますが、積雪などで電線がどうかなって、電気がしばらく使えなくなったら、基本的な生活が全くできなくなるではないかという危惧も常に感じています。
あまりきれいな話ではありませんが、トイレと言えば、僕が幼少の頃はいわゆる「ぽっとん便所」というものがどの家庭でもまだ主流でした。ただ単純に「人の落とし物」が、便器の底に落ちていくというトイレ(この場合やはり「便所」と言った方がふさわしい!)ですが、幼心に底をじっと見つめていると、暗い中に何かが蠢いているような恐怖にも似た感覚を覚えたものです。落ちそうになったことも何度かあります。
○○農園と横に書かれたバキュームカーという回収車が定期的に家に来て、「人の落とし物」を太いホースのようなもので吸引して持っていってくれるのですが、○○農園というからには、いずれ人が食する農産物の肥料になっていたのだと思われます。
生き物が必要のないものとして外に出した物が、廻り廻って生き物の食する物を作り出してくれる。考えてみれば、幼少期の僕は、人間という生き物のあからさまな在りようを常に目の当たりにして日々を過ごしていたように思います。同時に今の人間の生活は、生き物の現実が美しい表装の裏にがっちり隠され過ぎているとも感じます。
あっ。今修理が完了したようです。いずれにしても、水が普通に使えるのはありがたいことです。
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