さきほど富山県立高校の倍率が確定しました。

2023富山県立高校　一般入試志願倍率

御三家の定員減により、倍率がどのように変化するか注目が集まっていましたが…

富山中部高校　普通科　　　　定員160　志願者90　 倍率0.56（昨年0.46）

富山中部高校　探究科学科　定員80  　志願者182　倍率2.28（昨年2.53）

富山高校        　普通科　         定員160　志願者132　倍率0.83（昨年0.78）

富山高校　        探究科学科　定員80  　志願者137　倍率1.71（昨年1.71）

高岡高校　　　  普通科　         定員160　志願者168　倍率1.05（昨年1.10）

高岡高校　　　  探究科学科　定員80　  志願者77   　倍率0.96（昨年1.00）

昨年より倍率が上がったのが、40名の定員減があった富山中部の普通科および富山の普通科です。

『え!?定員減なのに、御三家の倍率が下がっているのでは？』と思った皆様、スライド合格を加味した下記の倍率をご覧ください。

富山中部高校　普通科・探究科学科合算　定員240  　志願者272　倍率1.13（昨年1.03）

富山高校        　普通科・探究科学科合算　定員240  　志願者269　倍率1.12（昨年1.04）

高岡高校　　　  普通科・探究科学科合算　定員240　  志願者245 　倍率1.02（昨年1.07）

実際の定員をはみ出した人数は…

富山中部（280名）：32名オーバー（昨年7名オーバー）

富山（280名）：29名オーバー（昨年12名オーバー）

高岡（280名）：5名オーバー（昨年19名オーバー）

40名の定員減に対し、御三家それぞれ、その範囲には収まっています。

ただし昨年と比べ、富山学区は厳しい入試となりそうです。

個人的に驚いたのが富山東と呉羽の倍率の差です。

富山東　226名の募集に対し、志願者212名と定員割れ

呉羽　212名の募集に対し、志願者263名、倍率1.24倍

呉羽の倍率が高くなりました。

おそらく東高校では14名の2次募集が出るでしょうが、そちらの倍率も高くなりそうですね。

さらに富山学区では…

富山いずみ総合　105名の募集に対し、志願者134名、倍率1.28倍

富山北部普通　96名の募集に対し、志願者155名、倍率1.61倍

いずみの総合は、昨年度1.98倍という高倍率でしたが、今年は大幅に倍率低下しました。

富山北部は、昨年度の1.59倍に引き続き、こちらも高倍率となっております。

受験生の皆さん、倍率を見て動揺してはいけません。

不安を打ち消すには、計画通り日々の学習をこなしていくしかありません。

忙しさの中に身を投じてください。

我々は全力で最後まで応援していきます。