【大学１年の夏休みに富山に帰って来て】

私：「ただいま～」

おばあちゃん：「あら、おかえり～。久しいね～。そくさいやったけ？」

私：「うん。すこぶる。あれ？、おじいちゃんは？」

おばあちゃん：「なーん、知らん。えざらいでも行ったんないが？」

私：「そうなんや。いや～疲れた。」

おばあちゃん：「さっき、かいもちこしらえたが。食べられ」

私：「きのどくな～」

おじいちゃん：「ただいま。は～、だやいだやい」

私：「おかえり～」

おじいちゃん：「あら、来とったがけ。そくさいやったけ？」

私：「うん。どこ行っとったが？」

おじいちゃん：「朝から、えざらいやちゃ。」

私：「お疲れさま～。あ、じいちゃん、背中にはえぼぼしっついとるよ。いのかんといて。ちんとしとってね」

おじいちゃん：「はいはい。そういや、あそこの神社で夏祭りやっとったぞ。あんたもつまんこでもしてくっこっちゃ」

私：「なんでけ、もうねねじゃないがやから」

おじいちゃん：「そうそう、佐藤さんとこのあんま、焼きそばつくっとったぜ？ あんたと同級生でないが？ じんだはんながやと。かたいもんやね～」

私：「そうなんだ」

おばあちゃん：「あんたアルバイトとかしとらんがけ？」

私：「してるよ、居酒屋～」

おばあちゃん：「居酒屋？ こわくさいぜ？ じゃあ、ぜんでかいとあたるがでない？」

私：「まあ、それなりかな。ばあちゃん、このお茶飲んでいい？のどカラカラ～」

おばあちゃん：「なーん、つかえんよ」

私：「はあ、生き返る～。じゃあ、そろそろ行くね、育英に行って熊木先生に会ってこようかなって思って」

おじいちゃん：「もう行くがけ？ あいそんないぜ。気いつけられ、やわやわ行かれか」

私：「うん、またね～」

★受験生の皆さん、前期試験お疲れさまでした。富山から離れることになっても、たまにはこちらに顔を出しに来てくださいね。