浪人する皆さんへ~失敗からの学び~
富山本部校高校部
こんにちは、2号館で数学を担当している熊木です。
多くの国公立大学の後期日程の合格発表が3/20~3/23頃にあるかと思います。すなわち、これをもって今年度の入試はほぼ終了ということになります。
第一志望に合格できなかった人の中には、浪人してもう1年頑張る、という人もいると思います。
そんな人に向けて、私なりに伝えたいことを書きたいと思います。
もちろん、これから受験生になる新高3生や今高校受験を終えたばかりの新高1生など、いろんな人に参考になるであろうことでもありますので、是非目を通してください。
(いつも言っていることですが、全ての人に必ず当てはまるとは限りません。ですが、是非自分事として読んでくださいね。)
少し厳しいことから入ります。
今回第一志望に合格できなかったことには必ず原因があります。そこを必ず振り返って、これからの勉強の改善に役立ててください。
例えば以下の項目のうち思い当たるものはありませんか。
①先生が口うるさく言っているような注意事項を聞かなかった。
②模試の結果を見せなかった、ごまかした、はぐらかした。あるいは、良い結果のときだけ見せた。
③本番のつもりで本気で模試を受けていなかった。(例えば、共テ型模試で空欄を残したまま試験を終える、など)
④計画性がなかった。やりきったと自信をもって言える問題集等がなかった。
⑤他人や環境のせいにすることがあった。
これらのことに1つでも当てはまった人、改善した上でもう1年勉強しなければ同じ結果が待っているだけです。
「合格した人で上の項目に当てはまる人もいるでしょ」と一瞬でも思った人、今すぐ考えを変えなければ浪人しても無駄です。
合格できなかった原因は「勉強が足りなかった」だけではありません。
思い当たる節がある場合は、是非改善した上でもう1年頑張ってください。
具体的な勉強の内容も同様です。
「浪人だから」と言って、1段階難しい参考書に手を出す人がいます。
よく考えてください。これまで取り組んでいた参考書ができていないから合格できなかったのです。
まずは基礎です。基礎を徹底的に潰していってください。
正しい姿勢・正しい方法でもう1年頑張れば、きっと良い結果がついてきます。
そして、必ず予備校に行ってください。
世の中には「宅浪」や「仮面浪人」をする人もいると思います。それらすべてを否定するつもりはありません。
ですが、失敗したことやうまくいっていないことを改善するためには、第三者からの客観的助言を聞くことがとても重要です。
プロのスポーツ選手ですら、コーチやトレーナーを雇ってトレーニングするのです。
皆さんからの合格報告をお待ちしております。
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