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今年の大学入学共通テストについて

大沢野校

今年も大学入試に向けて、大勢の高校生が共通テストを受けました。

今回の共通テストの特徴についていくつか見てみましょう。

①英語

共通テストの英語はリーディング100点、リスニング100点の200点です。

今年のテストは、リーディングでわずかに難化、リスニングでやや易化し、英語の平均点はわずかに上がりました。

しかし、ここで気を付けてほしいのが、大学ごとのリーディング、リスニングの配点比です。

例えば、リーディングで60点、リスニングデ80点とったら合計は140点で、金沢大学理工学域ではそのまま英語140点としてカウントされます。

しかし、富山大学工学部では、リーディング160点満点、リスニング40点満点として換算するので、この場合はリーディング60点➡96点、リスニング80点➡32点となるので、合計は128点となり、大幅に減ります。

英語の得点をどのような配点で扱うかは大学ごとにバラバラです。

リーディングとリスニングでバランスよくとればいいところもあれば、圧倒的にリーディングの点数が必要になるところもあります。

目指す志望校によって点数のとり方、勉強の仕方は変わります。

まずは、自分の志望校の配点を調べてみましょう。

②数学

大問によっては標準的な内容もありましたが、見慣れない形式の問題も含まれており、調子を崩される生徒が多かったようです。

次年度から教科書改訂に伴い、共通テストの構成も変更されます。

数学ⅠAは、現在の選択問題のうち、大問4番の整数の問題がなくなり、すべて必答の構成になります。

今までは、3番場合の数・確率、4番整数、5番図形の性質といった選択問題から2つ選べばよかったので、確率が苦手だったり、図形が苦手だったりした場合は逃げ道がありましたが、次年度からはすべて固定となります。

やることが明確な分、しっかり取り組みましょう。

数学ⅡBは、新たに数学ⅡBCとなり、大きく構成が変わります。

数Ⅱ、B、Cそれぞれから大問2つ分の合計6大問構成となり、BとCの4大問は3つ選ぶ選択問題形式となります。

解答時間も60分から70分に増加します。

今まで対策していなかった出題もありますので、新しい年は入念な準備が必要となります。

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