キーキーと軋む車輪
富山本部校高校部
squeakという単語がありますね。
「車輪などがキーキー鳴る、赤ん坊がギャーギャー泣く」という意味ですね。
では、”The squeaky wheel gets the grease.”という文はどういう意味でしょうかね。
「キーキーなる車輪は潤滑油を得る」では面白くないですね。
「文句や不満など思っていることがあるなら、声に出して言わないと気付いてもらえない」
「はっきりと自己主張をすれば、きちんと見返りを得ることができる」という意味です。
黙っているだけでは思っていることは伝わらない、というアメリカンな文化を表しています。
この場合のsqueakyはポジティブなニュアンスで用いられているのが興味深いですね。
文脈しだいではこの文は「ゴネ得」という悪意のある訳が可能なところも面白いところです。
日本の文化では逆に「出る杭は打たれる」ことが多いので対照的ですね。
“The nail that sticks out gets hammered down.” という英語表現も、
日本語からの輸入という話で、もともと英語には存在しなかったようです。
社会の中では、自分の所属する文化の中での上手な立ち回りが必要とされますね。
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