あと少し…もう少し雨の季節だから…
富山本部校高校部
唐突ですが、あともう少し雨の季節なので、あめかんむりの漢字に着目してみます。
「雨」は天の雲から水滴がしたたり落ちる様をかたどったものだそうです。
雪(ゆき)・霰(あられ)・霙(みぞれ)・雹(ひょう)……
みんな天の雲から落ちて来るものです。
「震」は「ふるえる」ですが、「辰」が「ふるえるくちびる」を表し、
雷雨が人を驚かせふるえさせるさまが由来で、やはり天の雲と結びつくようです。
じゃあ「霊」は?
靈 ←これがもともとの「霊」だそうです。
一番下の「巫」は「巫女(みこ)」のことかなと容易に想像できます。
(「巫」は「玉」を表すとの説も…)
上に「口」が三つも並んでいるので、巫女が天に何度も何かを訴える様も見て取れます。
実際「祈りの言葉を並べて雨乞いする」や「玉を供えて雨乞いをする巫女」などから
「神の心」そして「たましい」という意味へと繋がってきたようです。
まさに「言霊(ことだま)」ですね~。
来週末あたりには、それこそ「雨乞い」が望まれる、猛きお日様の季節がやって来ます。
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