太陽がいっぱい
富山本部校高校部
渡る日の影も隠ろひ…
口語訳すると、「空を渡る太陽の光も隠れ…」ということですが、
古文を現代語におこす際、どうも「太陽」という言葉を使うことに抵抗を感じます。
それは、「太陽」という言葉があまりに
(近代以降に作られた)「現代」の言葉という印象が強いからだと思います。
だから普通に「空を渡る日の光も隠れ…」と訳します。
「今めかし」を「現代風」よりも「当世風」と訳した方がいいなと思うのも、同じ感覚です。
表現とはかくも繊細なものかと、今さらながら実感します。
そう言えば、
最近空を渡る太陽の地を照らす力が、少しずつ柔らかくなっているような気がします。
ほんの少しだけ、背後に秋が忍び寄っているのかもしれません。
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