育英センター 田中の教育ブログ ゆる記事『チャー』
滑川校
育英センター滑川校では、毎年秋の文化行事を行っています。
昨年度は、中3の国語の教科書、魯迅の故郷に出てくる架空の動物、『チャー』を描いてみよう、というものでした。
魯迅は、チャーという動物について、まずは漢字から創造しました。
猹
上記は魯迅の造字です。漢字から造るとは、さすが魯迅先生!
瓜を好むアナグマに似た動物、という設定ですが、その正体は不明なんですね。
そこで中3塾生の想像力を用いてチャーを描いてもらったのです。
個性豊かな作品が集まったのですが…
原作に忠実な上記のような絵もあれば…
ふざけて調理後を描いてくる子もいます。
中でも悶絶して笑ったのが…
まず最初に、この子はチャーとヤンおばさんを混同しています。
さらに、彼女にとってヤンおばさんは、シャオシャオのイメージだったのでしょう。
髪型がとんでもないことになっています。
さて、田中が中3の時、国語の先生が担任だったのですが、本当に素晴らしい先生で私は大好きでした。
優しいその先生は、『定期テストで勉強が苦手な子に少しでも点を取らせてあげよう』と思われたのか、故郷からの出題でこんな問題を出されました。
Q,ヤンおばさんを選びましょう。
1
2
3
こんな優しさに満ちた出題なのに、間違えている友人が結構いた、というのも思い出深いです。
みなさん、学校の授業はちゃんと聞きましょうね。
もし、故郷という作品が気に入ったなら、ほかにも魯迅の作品を読んでみてください。
精神勝利法で有名な『阿Q正伝』オススメです。
さて、育英センター滑川校では、今年の秋の文化行事として『クリアファイル展』を実施いたします。
みなさん、使いたくない、お気に入りの”推し”クリアファイルを持っている人も多いでしょう。
ぜひ飾って皆の目を楽しませてください。
実はこのクリアファイル展、昔金沢本部校で一度、N瀬先生と企画したのですが、実行できないまま転勤となってしまったのです。
ようやく温めた企画が実行できます。
結果は、またいつかのブログで紹介したいと思います。