思い出の書店4
富山本部校高校部
かつて存在した書店第4弾です。
四回目は明文堂新庄経堂店(富山市経堂)です。今回はほんの2~3年前くらいの視点となります。
砺波からだと国道359号線を東に進んで,掛尾の交差点を越えて進むと,道が北向きに大きくカーブします。天正寺交叉点(育英の天正寺校がある交叉点です)を過ぎてしばらくすると右折します。保育園の向かい側に駐車場があるので停めて、いざ入店です。
1997年にできた当時は富山県最大の書店を売りにしていたようで、多くの本で埋め尽くされています。1階には雑誌が並び,カフェも併設されています。本を買うと、カフェの割引券をもらえたときもありました。
私のお目当ては、1階では左に行ったNHKテキストコーナーと旅行ガイドコーナーです。次の旅行(関西や韓国がほとんどですが)の準備も兼ねて韓国語のテキストを買い、旅行計画を立てるのに必要な本を物色します。そして、本題である2階に移動します。2階のエスカレーター(昇りのみです)の角に、「京の坪庭」という写真集があります。一般のお宅にある坪庭の写真集ですが、なんとも雅な感じです。気に入ったのでシリーズ数冊を手に取って、購入することにします。そして、外国語、高校参考書、自然科学の各コーナーに合わせて1時間ちょっと居座ります。自然科学系の本は書店ごとに「ここにしかないもの」(多いのは、版の切り替えなどで流通していないもの)があるので入念に探します。
残念ながら、富山市内にあった新庄経堂店、掛尾店、富山有沢橋店がすべて閉店になったようです。どうやら、町の小さな書店だけでなく、大型店舗も受難の時代なのでしょうか?
