「雪国」
富山本部校高校部
いよいよ本格的に雪が降る季節になりました。
僕が子供の頃は、12月に入った途端本気の雪が降り出し、
1月にもなると、常に1mを越える積雪が家の周囲にありました。
小学校のグランドからひと冬積雪が消えることはなかったのですから、
昔の富山は、正真正銘「雪国」だったと思います。
僕は6キロほど先の高校まで、自転車で通学していました。たとえ雪の日でもデス。
ある雪模様の日、(テスト期間中だったのか)昼下がりの下校時冬型が強まり、
路面にどんどん雪が降り積もって、自転車をこぐことができなくなりました。
仕方なく自転車を押して家を目指した結果、
いつもなら20分で着くところが、1時間半もかかった記憶があります。
ちゃんとした(?)冬型の気候は、
晴れ間と降雪(時に吹雪)が20分程の間隔で交互に繰り返されます。
吹雪につらい思いをして、晴れ間に「今じゃ!」と突き進む。
町に近づいた頃。ちょうど晴れ間が訪れて、周囲は空の青と雪の白だけの世界。
深呼吸をすると、清新な空気が体中に染み渡るような気がしました。
昨今の積雪のない冬は、車で通勤している身にとってはありがたいものですが、
「国境の長いトンネルを抜け」ても、そこに「雪国」がないのは、
ちょっと寂しい気分にもなります。
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