謹賀新年
富山本部校高校部
子供の頃、お正月は必ず父方のお里に行った。
多くの親戚が集まってきて、農家の広い座敷に多くのお膳が並べられ、
僕のような小さな者にも、大人と変わらぬ立派なお膳がしつらわれていた。
大人たちはお酒が入って興に入り、歌う者さえ現れるにぎやかなお年始だった。
僕が大人になっていくにつれ、そんな親戚の集まりも自然消滅していった。
ましてこの3年の間に、親世代が順番に空に旅だった今となっては、
やけに静かすぎるお正月を迎えている。
ただ目の前の見通しが良すぎるくらいすっきりしている実感だけがある。
ただここに来れば、目の前にはこれから人生の節目を迎えようとしている
多くの受験生たちがいて、若者たちの溢れんばかりのエネルギーを身近に感じる。
以前は正月早々うざったいなあと思うこともしばしばだったが、
最近はむしろほっとする感覚を覚えている。
あともうちょっと一緒にがんばらんまいけ、という感じである。
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