年寄りの愚智？
富山本部校高校部
先日スマホの電源ボタンがいつの間にか取れてなくなっていた。
意外と不便なので、携帯ショップに出向いた。
予備の部品をちょこっと付けてくれるのかと思いきや、
修理に出して１週間か２週間待つか、新たに機種変更するかのどちらかだと言われた。
えっ、と思った。
昔の電化製品は、近所の電気屋さんがわざわざうちまで来てくれて、
あれこれといじった末、何とか元の通りに修理してくれたものである。
たかだか小さな電源ボタンがなくなっただけなのに…。
エコやらＳＤＧｓが叫ばれている世の中の根っこの部分は
所詮こんなものかとがっかりせざるを得なかった。
２年ほど使って最近になってようやく愛着がわき出したスマホだったが、
結局は機種変更の選択をした。
「もの」への愛着が皆無に等しくなるような世の中は
なんとも寂しいものである。
そう思いませんか？ それとも単に初老を迎えた者の愚智に過ぎないのかね？
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