意外と科学的な言い伝え
入善校
最近,校舎の外壁にヤモリを発見しました。
中学校の理科であれば,は虫類のヤモリと両生類のイモリは間違えちゃいけないよ,で終わる話ではありますが,ヤモリにまつわるこんな言い伝えを思い出しました。
「ヤモリは”家守(やもり)”なので見かけると縁起がいい」
たまたま名付けられたヤモリに当て字を付けたのか,本当に家を守ってくれるところからそのように名付けられたのか,ちょっと調べてみました。
・ヤモリはクモや蛾などの害虫を捕食する益虫(虫?)として知られている。
・家を災害や不運から守ってくれる存在とされている(??)。
・ヤモリは幸運を招き,金運を呼び込むシンボルとされている(???)。
下2つは誇張かこじつけか?意味不明ですが,やはり害虫駆除が転じて家を守る存在としてヤモリと名付けられたようです。
言い伝えには,多くは誇張されて意味がわからなくなった迷信じみたものが多い印象はありますが,根本の理由は科学的であることが多いと感じています。
たとえば,お清めの塩。
なぜ塩を盛ると邪気が寄ってこない(追い払える)とされているのか。
昔は,食べ物などが腐ることを邪気のせいにされていたのですが,塩を振りかけることで腐りにくくなることから,塩は邪気を払う神聖なもの,という位置付けになったようです。
なるほど!と思うとともに,風水的な運気の話や,流れ星に願い事を~みたいなどんな理屈かわからないものでも,突き詰めて考えたり調べたりしてみるともしかすると納得できる何かが発見できるかもしれないと感じました。
というわけで,ヤモリを見たので金運を呼び込んでくれると嬉しいな,と思う今日この頃でした。
また何か発見したら紹介したいと思います。