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倫理の時間19 特別版 社会科の学習に必要なこととは…?

富山本部校高校部

早速ですが、問題をひとつ。

 

Q.横型の信号機の色の順番を5秒以内に書きなさい。

 

1秒。

 

2秒。

 

3秒。

 

4秒。

 

5秒。終了ー!

 

正解は、左から順に「青・黄・赤」です。

 

間違えた人は、これを覚えておきましょう。免許をとるときにも大切ですからね。

 

 

では、これをどのように覚えるのか。

 

暗記の仕方には2つの方法があります。

 

1つは、「青黄赤」とたくさん唱えたり、書いたりして、色の順番そのものを丸ごと覚える方法です。いわゆる「丸暗記」というやつです。

 

これでも覚えることができる人は全然いいのですが、これだとまた忘れたときに思い出すことができず、また覚え直しになってしまいます。

 

社会科の講師としては、仕方ない時もありますが、あまりおすすめはしません。

 

 

私としてはもうひとつの方法をおすすめします。それは「理解の伴う暗記」という方法です。

 

「理解の伴う暗記」とは一体何か?

 

それは、覚える内容に対し「なぜ?」と問いかけてあげるんです。

 

今回の信号機の場合は、「なぜ青黄赤の順番なのか?」と問いかけるんです。

 

なぜ信号機の色がこの順番なのかというと、赤信号がちゃんと見えるようにするためです。

 

日本は左側通行なので、看板や街路樹が左側にあります。

 

そうすると、それらによって、信号の一番左側が隠れてしまう可能性があります。

 

もし、一番左が赤だった場合、赤が点灯しているのが見えずに交差点に入ると、

 

横から車が来て大事故になってしまいます。

 

しかし、一番左が青だった場合、たとえそれが見えずに交差点に入ったとしても、

 

横から車が来ることは無く、事故にはなりません。

 

そう。信号は赤が見えることが最も大切なのです。そのために赤は一番隠れにくい右側にしてあります。

 

あとは、点灯する順番に「青➡黄➡赤」と並んでいるんです。

 

こういう理由が分かっていれば、たとえ色の順番を忘れたとしても、理由から考えて色の順番を思い出すことができるんです。

 

これが「理解の伴う暗記」というやつなんです。

 

 

本格的な受験シーズンに入り、これから本格的に社会科を学習しようと考えている皆さんは、

 

必ず「なぜ?」「どうして?」と問いかけて、理由・原因・背景についての知識を増やしてみてください。

 

そうすれば、格段に暗記量は増えていきますし、

 

「分かった」という感覚が感じられて、学習も楽しくなると思いますよ。

 

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