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ハロウィンの例の仮面の話

富山本部校小学部

先日,塾生向けのイベントとして「ハロウィンウィーク(自習・質問会)」を行いました。

通例として,私達講師側も何かしらのコスプレをしているのですが,最近ジェネレーションギャップが本当に酷く,

 

世界一カッコいい豚のコスプレをしても誰も分かってくれません。

 

ですので,昨年私は大変おっかない形相のジャックオーランタンの仮面を購入したのです。

本当は100人中100人がそれとわかる例のジャックオーランタンの仮面が欲しかったのですが,実際に購入したもののざっと2倍のいいお値段に尻込みし,こちらを購入した訳です。

 

いやこえぇよ。

子ども泣くやろ。

(実際は中の人とのギャップで笑われており事なきを得たのですが)

 

実際,この手の魑魅魍魎の類の最大の恐怖ポイントは「中身が分からん」点にあります。

ジャックオーランタンの“ジャック(Jack)”は実際イギリスにおいては「誰かさん」を指し(古い表現だが「名無しの権兵衛」である),生前に堕落した人生を送ったまま死んだ者の魂が入って彷徨っているものなのだそうです。名無しでジャックといえば,かつてロンドンを震撼させた“切り裂きジャック(Jack the Reaper)”も“ジャック”ですね。彼?も確かに正体不詳の怪物でした。

 

因みに本家ジャックオーランタンはカボチャじゃなくてカブだそうです。

 

いやこえぇよ。

子ども泣くやろ。

いや泣いていいのかこの場合は。

 

 

さて,イギリスは日本同様神秘の国。魑魅魍魎の類の話題に事欠きません。イギリス人も実際その手の話が大好きだそうです。二枚舌外交,メシマズ,紅茶キメてる,何故か周知されてるアーサー王伝説等々(これについてはイギリスに一切の責任はないのである),属性過多な愛すべき大英帝国ですが,今後立ち寄る予定の方は,そんな“神秘の国”という側面にも注目してみると良いでしょう。よりよい旅になること請け合いです。

 

 

余談ですが,「ブリテン島の形が女の子に見える」なんてミームが昔流行りました。

イギリス人はかつて日本人を「あいつら未来に生きてんな」と評したのですが,正直言われても仕方ない面はあると思います。

 

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