本日のornithopter
富山本部校高校部
「オーニソプター」って何か知ってますか?
私は知らないこともないです。
「オーニソプター」とは鳥やコウモリ・翼竜・昆虫を模した、翼を羽ばたかせることによって飛ぶ小型の模型のことです。
Youtubeで検索して動画を見てみるとわかりますが、まるで本物の鳥のように翼をバタバタッと羽ばたかせて飛んでいきます。
結構ホンモノっぽい動きをするので、ぜひ見てみることをお勧めします。
「オーニソプター」とカタカナで書くとなじみがない雰囲気がしますが、英語で”ornithopter”と書くことによって古典ギリシャ語由来の単語であるとわかります。
“orni”の部分は「鳥」を表しますが、これはあまりなじみがないとおもいます。「鳥類学」”ornithology”などもありますが、、、
しかしながらして、”pter”「翼」の部分はなじみがありますね。
皆さんの家にはヘリコプターが1台くらいあるとおもいますが、これは”helix”「らせん」+”pter”「翼」、という意味ですね。
「二重らせん構造」は”double helix (structure)”と言うのはご存じでしょう。
DNAの二重らせん構造の解明に不可欠な「写真51」と呼ばれるX線回折写真を撮影した物理化学者ロザリンド・フランクリンは、夭逝してしまったためノーベル賞を受賞することはできなかったというのは有名な話ですね。
話がちょっと”helix”の方にずれてしまいましたが、”pter”が翼の意味だというのは恐竜好きの間では常識ですね。
「プテラノドン」は聞いたことがあると思います。どうです、膝を打ちましたか。
芋づる式に知識が増えていきますね。
