「寒く」「暗い」季節になりました
富山本部校高校部
ひと雨降るごとに、しだいに寒い空気感がこの身を撫で、
午後5時ともなれば日はどっぷりと暮れ、辺りがすっかり暗くなってしまう季節。
信号待ちをしていると、隣のサラリーマン2人組の会話をふと耳にした。
「懐(ふところ)が寒くて、クリスマスや年末年始のことを考えると、先の見通しが暗いよ」
「投資でもやってみれば?」
「俺、そういう方面には暗くてね。失敗した時のこと考えると、心が余計寒くなるからね」
「そういえば昨日お前が出した企画書も、部長にお寒い内容だって突き返されたからな」
「だいたいあの部長が事あるごとに放つジョークの方こそ、寒い以外の何物でもないよ」
「ああいう人が、自らを察するに暗い人と言うんだろうな」
寒い、暗い、寒い、暗い。
これほどまでネガティブな言葉を繰り返し言い連ねられると、
かえって、HAHAと笑ってしまうわけで、
言葉とは、なんともおもしろいものですね。
まもなく本格的に玄冬がやってきます。
