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続・同様に確からしい

富山本部校高校部

前回、弦の長さに関する確率の問題を出しました。

前回の内容

3つの考え方で解いてみます。

 

考え方1

円周上の2点を無作為に選ぶと弦が1つ定まります。

その2点の一方に正三角形の1つの頂点が重なるように回転して考えます。

2点のもう一方の位置を考えると、弧の長さの比から確率は 1/3 となります。

 

 

考え方2

円の半径を無作為に選び、さらにその上の1点を無作為に選ぶと、その点を通り半径に垂直な弦が1つ定まります。

その半径に正三角形の1つの辺が垂直になるように回転して考えます。

選ぶ1点の位置を考えると、線分の長さの比から確率は 1/2 となります。

 

 

考え方3

円の内部の1点を無作為に選ぶと、その点を中点とする弦が1つ定まります。

選ぶ1点の位置を考えると、面積の比から確率は 1/4 となります。

 

 

 

 

……全てバラバラの結果になってしまいました。

それぞれの考え方に間違いはなさそうに見えますが……。

なぜこのようなことになったのでしょう。

 

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