あとわずか
富山本部校高校部
育英センターでお仕事を始めた年、淡路島を震源とする大震災がありました。
2次試験本番の1か月前のことです。
ちょうど国語を受講する生徒の中に、神戸大学を受験予定の女子生徒がいました。
ニュース映像に映るビルや高速道路の倒壊の様を見る限り、
とても入学試験など行えるような状況ではないことが、手に取るようにわかりました。
結局大学側の努力もあってか、無事試験は行われましたが、
あたかも大空襲のあとのような街の惨状を横目に当地に出向いた彼女の気持ちを
察すれば察するほど、身の震えるような思いをしたものです。
試験結果は、見事合格。普通なら要らぬ不安を抱えながら、よく頑張ったわけです。
春、彼女は案外柔らかい笑顔を残して、多大な傷跡を残す街に旅立っていきました。
今年も2次試験本番まであとわずかとなりました。
もちろんあの大地震のような事態が決して起こらないことを願うのみですが、
目の前にどんな不意の出来事が起こっても、
冷静に自分の足元を見つめ、落ち着いて先を見晴るかす心の強さをもって、
各受験地に向かってほしいと思います。
今この時が、皆さんの本当の人生の始まりですから…。

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