富山育英センター

無料の体験授業・学習相談のお申込み・資料請求は
お電話でも受け付けています。

076-441-8006

受付時間 月〜土 9:00〜21:30

春先の奥能登にて

富山本部校高校部

先日、久しぶりに七尾から先の奥能登に少しだけ足を踏み入れてみた。

能登半島地震以来、初めてのことである。

海岸線をひたすら北上したわけだが、

以前は足元が海中に沈んでいた「ボラ待ちやぐら」が土地の隆起のため、

岩礁に乗り上げていたり、以前何度か宿泊した宿が未だ営業休止のままだったりと、

傷跡は今でもあちらこちらに、であった。

能登町に向かう道には、路肩工事のための交互通行信号がいくつも。

まだまだ真の復興には程遠いなあと思い、

農村の脇にポツンと立つマルガージェラート本店で休憩して後、来た道を引き返した。

 

穴水町の幹線沿いにある食堂で少し遅い昼食をとった。

元々はうどん屋だが、「カキ料理」(きっと能登牡蠣)ののぼりが立っていた。

カウンターに座り、私はカキフライ定食、細君はカキ釜飯を注文した。

固形燃料で炊かれる釜飯の様子を、向かいに立つ店のおばちゃんがこまめに見て、

「汁が出てきたらもうしばらく」とか「もう大丈夫」とか、気遣ってくれた。

調理担当のおっちゃんと前に立つおばちゃんの他、2人のおばちゃんが、

常連客と四方山話をしながらも、溌剌と働いていた。

 

この店の50mほど手前では、崩れた家屋が地に残されたままの光景も目にした。

 

ありがとうございました!という元気な声を背にして店を出ると、

春めいた風が頬をなでた。

 

たくましきかな、能登の里人、である。

 

富山本部校高校部 校舎ブログブログ新着